宮城道雄師が大正10年に考案された当初の十七絃と明日お別れ

写真は私の恩師・北川芳能(雅楽能)師が、考案された当初と同じ型紙で京都の琴傳に制作してもらった十七絃で、若い頃にはよく弾かせて頂き、京都文化芸術会館のこけら落としでも弾かせて頂き、とても良い音色が会場に気持ち良く響いていました。
北川師が没後、ご遺族により私の手元に20年ほど前にきました。
日本に数面しか残っていないようで、大切にしてきましたが、まだ生きている楽器なので、もっと使って下さる方に貰ってほしいと願い、S.I師に貰って頂くことにしました。
長さが245㎝あり、写真では継ぎ目が分かりにくいかもしれませんが、お箏より龍尾と磯の両脇が継ぎ足されていますので、糸幅や磯のそりはお箏と同じなので弾きやすいです。
琴傳の先々代のお話では、同時に3面作られ、一面は山本先生宅(山本邦山師のお母様)に届けるのにリヤカーに乗せて山科の山を越えてお届けし、もう一面は京都の毛利先生で、今は村木洋子先生が持っておられます。

北・十七・龍頭
北・十七・全形
北・十七・龍尾
北川十七絃箏柱

継ぎ目
十七絃継ぎ目
十七絃継ぎ目2
十七絃継ぎ目3
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この他にも北川先生宅より玲琴をはじめ、貴重な楽器類がたくさん来ています。また、法然院様をはじめ、皆様からご寄贈いただいた中には貴重な楽器類があります。
その中からすでに寄贈したものには、南地大和屋さんから大阪の梅屋さんを通してご寄贈いただいた長磯のお箏(龍舌に御所車の素敵な蒔絵が入っています)は京極流のW師に、K教授より頼まれご寄贈しました。
これからも適切と思われる所に貴重な楽器類がいけることを願っています。      皆様に感謝。
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